横向き寝は寝返りがしやすく、いびきや鼻づまりの改善につながることもある姿勢です。しかし、枕が合わないと首や肩に違和感が出やすいという面もあります。
この記事では、横向き寝で失敗しない枕選びを、具体的な手順とチェックリストも作成し整理してみました。買い物の前に一度読んでおくと良いかもしれません。

なぜ横向き寝は枕選びが重要なのか?
横向きで寝ると肩幅分だけ頭の高さが変わるため、枕の「高さ」と「硬さ」で首の角度が大きく変わります。
枕の高さが合っていないと、首が斜めに傾いた状態が続いてしまい、朝のこりや違和感につながりやすいです。なので「合う枕=頭・首・背骨が一直線に近い状態を保てる枕」と考えると分かりやすいでしょう。
まずは“測る”失敗しない高さの求め方
高さを決めるときに曖昧なまま買うと失敗しがちですので、簡易的ですがおすすめの手順はこの2ステップです。
- 横向きで床に付けた肩から、首の付け根(耳のすぐ下)が乗る位置までの高さを測定する。
- 1の値に近い高さを目安にする。
市販の数値目安は「小柄:7〜9cm、標準:9〜11cm、肩幅広め:11〜13cm」が多いですが、あくまで参考程度にして、実際に試してみる事が大事です。
ポイントは「肩幅」がベースになることです。肩が枕に潰されず、頭だけが安定する高さを選ぶのが鉄則です。
高さ以外に見るべき3つの要素
1)硬さ(沈み込み量)
- 柔らかすぎると頭が沈み、高さが低くなり首が曲がる。
- 固すぎると耳や側頭部が圧迫されやすい。
適度に支える硬さがベスト。低反発と高反発の中間や、内部が複層構造になったモデルが扱いやすい。
2)形状
- 波型(S字)や左右高さ違い、センターホール(くぼみ)など。
- 横向き専用の「サイドサポート」があると首の安定感が増す。
寝返りをよくする方は横幅が広めのタイプがおススメです。
3)素材
- 低反発:フィット感が高く耳の痛みを軽減しやすい。
- 高反発:姿勢を保ちやすく寝返りしやすい。
- パイプ:高さ調整がしやすく通気性◎。
「耳が痛くなるなら低反発」「姿勢を固定したいなら高反発」と覚えておくと選びやすいです。

店舗で試すときのチェック項目
- 横向きになって、頭・首・背骨がほぼ一直線か。
- 肩が潰れていないか(肩の上に頭の重さがのっていないか)。
- 耳や側頭部に痛みを感じないか。
- 寝返りを想定して横幅が十分か(頭が外れないか)。
- 立てて見ると内部が均一か、調整しやすいか。
これらが満たせば合格ラインです。もし可能ならば10分程度横になってみると、さらに自分に合っているか確認する事ができます。
よくある悩みと対処法
- 肩が痛い → 高さ不足ややわらかすぎが疑われる。やや高め・硬めを試す。
- 首がこる → 高すぎの可能性。低めで首の隙間を埋める形状を検討。
- 耳が痛い → くぼみ(センターホール)や低反発素材を検討。
- 寝返りが多くて落ちる → 横幅広め、寝返りしやすい素材に替える。
枕だけで完全に解決しないケースもありますが、これらを順に潰していくと改善することが多いです。
買ってから失敗しないための工夫
最近は「試用期間」や「高さ調整・中材取り出し」が可能なモデルが増えていますので、購入前に返品規定を確認して、試せる期間があれば、じっくりチェックしてから決めると失敗が減るでしょう。
枕選びの最短チェックリスト
ここまで紹介してきた枕選びですが、チェックリストを作ってみました。枕選びの際に良かったら確認してみてください。
- 肩幅に合った高さか
- 頭・首・背骨がほぼ一直線か
- 耳や側頭部に圧迫感がないか
- 寝返りで頭が落ちない横幅か
- 素材の好み(低反発/高反発/パイプ)を確認済みか
まとめ
優先順位はこう考えると迷いにくいです。
1位:高さ(肩幅) → 2位:硬さ(支え) → 3位:形状(サポート)。
高さが合っているだけでも、かなりの不快感は解消されます。形や素材はその次に調整していきましょう。
